制震テープ2022.02.14
今回は住まいの構造に着目し、神野工務店が採用している地震対策について解説いたします。
特に地震が多い日本は住宅の耐震性が心配だと感じる方が多いかと思います。
弊社で建てる新築は、「耐震」だけではなく+「制震」を標準仕様にさせて頂ております。
制震テープで施工した住宅は、繰り返しの地震を受けても住宅の性能が変わらず、安心して生活できます。
弊社が地震対策として採用している「制震テープ」は、
高層ビルの制震装置に用いられる粘弾性体を、木造住宅用として両面テープ状に加工したものです。
制震テープのからくり
大地震時に柱と梁が平行四辺形に変形するのに対し、面材は長方形のまま抵抗するため相互間にズレが生じ、釘が曲がったり折れたりします。
そのため住宅全体が緩み、地震の度に変位はどんどん大きくなっていきます。
このズレる部位に厚さ1mmの制震テープを挟むことによって、振動エネルギーが熱エネルギーに変換され揺れが軽減されます。
繰り返しの地震に強い
制震テープを施工した住宅は、繰り返しの大地震を受けても住宅の揺れはほぼ同じ変位を保ちます。
大きな地震や繰り返しの地震が来た時、躯体に打った釘が曲がったり浮きてきません。
釘が変形したり浮いてしまうと躯体がぐらぐらになって傾いてしまいます。大きな地震後のニュースで見ますよね。
そうなると外壁を剥がして釘を打ち直すなんてかなりのコストもかかるし、大変な工事になります。
目に見えないからこそ安心したいですよね。
そこで弊社は制震テープをスーパーウォールパネルに貼り、耐力壁にそのスーパーウォールパネルを張り込みます。
高耐震の住まいとして、誕生以来、さまざまな地震から暮らしの安心を守り続けてきたスーパーウォールの家。
そのさらなる安心・安全のために、揺れを抑える機能を取り入れた制震仕様パネルを開発。
大きな地震、くり返す余震から、ご家族や大切な財産をしっかりと守ります。
弊社が使用しているスーパーウォール工法は、地震や台風にも強いモノコック構造です。
モノコック構造は、航空機や自動車ボディの技術から発達した構造で、大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。
住宅においては、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため、ひずみに強さを発揮します。
↓わかりやすい耐震動画
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